同じロフト角のフェアウェイウッドとユーティリティーはどっちを選べばいいか迷う… 同一モデルで特性や弾道の違いを比べてみた

「ロフト」と「長さ」だとどちらが飛びにより影響するのか

同じモデルで「同じようなロフト角」のフェアウェイウッドとハイブリッドではどっちが飛んで簡単なのか検証した

5番(ロフト角19度)&7番(同21度)のフェアウェイウッドと「同じようなロフト角」であるハイブリッドの2番(同17度)&3番(同20度)では、形状や長さはもちろんヘッド重心位置や設計が異なるため、弾道やゴルファーとの相性が異なる

ヘッドスピードや弾道の高さを出すならFW

ソールが後方に向かって緩やかに上がっているピン「G440 MAX フェアウェイウッド」は、深くて低い重心設計とクラブ長で、ヘッドスピードと弾道の高さが得やすい

ミートしやすく真っすぐ飛ばすならハイブリッド

試打してみると適度なスピン量で、打ち出し角を抑えた力強い弾道が出ます。特にヘッドスピードが速くてフェアウェイウッドでは弾道が高くなりすぎる人や、ミート率と方向性に不安がある人にとっては、抜群の安定感が得られるでしょう。  またクラブ総重量こそフェアウェイウッドに比べれば重くなるものの、アイアンから比べれば「軽く振っても飛ばせる」簡単さも感じます。とにかく、芯に当たって方向性を重視するならハイブリッドをセッティングしたほうがスコアメイクに貢献できるでしょう。  このようにフェアウェイウッドとハイブリッドそれぞれに特長があります。「同じようなロフト」がラインナップされているのは、自身のヘッドスピードや技量ではなく、求める弾道の打ちやすさや安定感に優れたクラブを選べるようにしているからです。

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